嗚呼、ふるさとが! |
21日午後0時20分ごろ、山口県防府市の特別養護老人ホームの裏山が豪雨の影響で崩れ、入所者3人が死亡、4人が行方不明になった。ほかに国道の土砂崩れや川の増水が相次ぎ、同県と鳥取県で3人が死亡、5人が不明となった。
被害拡大を受け、政府は首相官邸内の危機管理センターに情報連絡室を設置。警察庁も災害情報連絡室を設け、被害情報の収集に当たった。
山口県警などによると、防府市真尾の特別養護老人ホーム「ライフケア高砂」の裏山が崩れ、建物内に土砂が流入。入所者の大野峯男さん(82)と藤沢繁美さん(95)、河野絹子さん(85)が死亡し、入所者4人と付近住民2人が不明となった。
同市下右田の国道262号では、車20数台が土砂に埋もれ、土石流に流された車の女性1人が死亡、同乗の女性が不明となった。
また、同市奈美で鎮波東海男さん(66)が川に流され、同3時10分ごろ、遺体で見つかった。同地区は一時、土石流に道をふさがれ集落の15戸が孤立、山口市下小鯖でも60人が孤立したが、いずれも避難した。
同県美祢市の女性(72)と下関市の男性(74)も、田んぼの見回りに出掛けたまま、行方不明に。鳥取県では、江府町の日野川が増水、同町江尾の無職深田浩人さん(49)が流され死亡した。
同日午後7時半現在、土砂崩れは防府市内68カ所に及び、83カ所で河川などがあふれた。山口県内の住宅10棟以上が破損、中国電力によると、最大で1万260世帯が停電した。
同県は同日、自衛隊に災害派遣を要請。ヘリコプターなどで救出が続いたが、2次災害の恐れがあるため打ち切り、22日早朝から再開する。
[時事通信社]
良く知った道路や町名がニュースで流れていた、懐かしい風景が土砂に埋もれていた。
まだ被害の全貌は分からないが、大事な友人や知人に連絡し安否を確認。
嗚呼、最小限の被害でと祈ります。