ギャグの剣ーみなもと太郎 |
資料の山に囲まれ仕事机は描きかけの原稿やコピーや貴重そうな分厚い本が積み上げられまさに戦場でした。
あの大作「風雲児たち」(2004年第8回「手塚治虫文化賞・特別賞」を受賞。)執筆中だったのだ。
山口の田舎で「みなもと作品」を読みまくっていた私は「ホモホモセブン大好きです、何も見づに描けます、そのくらいわし!影響受けてます!レ・ミゼラブルもハムレットも全部みなもと作品で読みました!」とか、興奮して喋ったのを覚えています。
そんな小僧を相手に漫画について真剣に語って下さいました、静かに静かに問われました。
「何の為に漫画を描くの?」
今もこれからも私の命題です。
真のギャグこそが時代に切り込む優れた表現方法だと、銘刀を打ち出す刀鍛冶師の如く「もっと学べ」と私の魂は打たれたです。
あれから20年以上魂打たれっぱなしで御座居ます。
今回、みなもと太郎ファンサイト 管理人 渡辺活火山さん運営の
とリンクさせて頂きました。
すっごいサイトですよー、中身濃いですよー。