Essais d'herméneutique-宇治家参去 |
縁あって、数年間漫画のお手伝いをして頂きました。
彼は、常に身に付けるものは無理をしてでも一流の物をと心掛けているようでした。
ペタペタとベタ作業を終えた後、特注のパイプをくわえ拘りの草に火を付けた。
遠くを見つめ深く想いを巡らせていた20代の彼は将来学者になると宣言した。
私はそんな事より次のページの消しゴム作業をしてくれと言った。
彼は、常に一流の学問に挑戦して来たのだろう。
先達の高みを見つめ、歩き続け宣言通り学者になった。
職業「哲学者」.....宇治家参去さんのブログです。
ブログタイトルの「Essais d'herméneutique」ってなに?どうゆう意味なん?と尋ねた。
フランス語ですが、英語になおすと、essay about Hermeneutics といったところでしょうか。Hermeneutics(解釈学)に関するエッセー、試論といった意味です。
由来は、現代フランスの思想家P.リクールの同名論文からです。
ですので、「解釈(学)に関する一試論」といった意味でいいかと思います。
解釈学に関しては....うんぬんかんぬん
総じて言えば、Blogの副題にもしていますが、「アカデミズム底辺で生きる流しのヘタレ神学研究者・宇治家参去による神學、宗教學、倫理學、哲學の噺とか、人の生と世の中を解釈する。思想と現実の対話。」といったところでしょうか。
何かを解釈しないと気が済まないのが学者ですから。
と、応えが返ってきた。
さぁ、宇治家氏の拘りの世界に行こう! 人生と一升瓶をかかえて。